Flash術
Flashでサイトを制作する。これが当たり前のようになってきた。最近のブロードバンド化により、通信環境に対する問題が軽減され、今までHTMLベースでやってきたことがFlashにシフトし、より豊かな表現が可能になってきたのだ。表現の幅は確実に広がっている。オリジナリティあふれる表現を見つけだそう。
fujimaki 藤牧 篤   ATSUSHI FUJIMAKI
Web制作会社にてデザイナーとして経験を積む。
2001年、フリーで活動を開始し、現在、NON-GRIDにてアートディレクションから制作までをこなす。


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VOL.18 [ Type Connect : 映像をつなげて(3) ]
前回で、素材となる映像をシンボル化するところまで完成していると思う。初めて目を通す方はバックナンバーを見て流れをつかんでもらいたい。今回から本格的に機能を構築していこう。メインレイヤーとサブレイヤーの作成までを行う。
1. キーボードによる切り替えの仕組み
それでは、映像を切り替える仕組みを各レイヤーに持たせていこう。まずは、メインレイヤーから入る。新規シンボルでムービークリップを作成し、インターフェイスとなるグラフィックを書き込んでいく。そして今度は、ラベルを設定しよう。後に作成するボタンでフレーム移動を行うためだ。キーボード押したときにフレーム移動を行って、そのフレームにあるムービークリップが再生されるという仕組みになる。


メインレイヤーのインターフェイスとなるグラフィックとラベル
次に、今流れている映像が分かるように、ラベルに対応するようにオレンジの枠を付けている。そして、アクション「stop();」を各キーフレームに記述する。


オレンジの枠とアクション
今度は、新規シンボルでボタンを作成する。ここでは、「ヒット」だけを設定した。空ボタンを作成している。そして、グラフィックに合わせて6個配置していき、図のようにアクションを記述する。「KeyPress」を使ってキー操作ができるようにしている。これでキーボード操作機能が完成した。

各ボタンの配置とアクション
2. ムービーの配置
今度はムービーをそれぞれのラベルに対応するように、どんどん配置していく。これでメインレイヤーが完成した。
サブレイヤーも同じように、この一連の作業を繰り返して作成していこう。



各キーフレームにムービーを配置していく

VOL.18 [ Type Connect : 映像をつなげて(3) ] 終わり