2. スライダー構造
今度は、スライダーを細かく見ていこう。
スライダーは、次の3つのパーツで構成されている。「再生位置を決めるスライダー」「ムービーのロード状況を示すバー」「スライダー上のどの位置がクリックされたかを判別するエリアバー」、この3つが上から順に重なり、同じ大きさの四角形でマスクされる。
スライダーには、ムービーのタイムラインをコントロールするアクション、ローディングバーには、ムービーのデータサイズと現在読み込まれているデータサイズを計り、そこからローディングバーの位置へと変換するアクション、判定エリアバーには、エリア内がクリックされたかどうかの判別と、されたときにスライダーを移動させるアクションを、それぞれ記述することになる。
スライダー構造
以上が基本的な構造だ。次回は、この構造を形にしていく。
いずれは、数種類のムービーを用意して、表示するムービーを選択出来るボタンや、早送り、逆再生など、徐々に機能を増やしていき、応用のきく作品を紹介していきたいと思うので、続けて読んで欲しい。
VOL.39 [ Movie Player : ムービープレーヤー(1) ] 終わり
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