Flash術
2..基本構造

 次に、各パーツを動かすための構造を説明していく。それぞれのパーツがどう動けばいいのかを図をもとに整理しながら進んでほしい。
 まずは「contents」からだ。
 「表示範囲」(ステージサイズ)を基準に、左端と右端の位置からこのシンボルの移動できる幅が割り出されると思う。「slider」の位置に連動して、この幅の中で位置が決まってくる。

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「contents」の動き
 次に、「slider」側を見ていく。これも同じように、両端の位置から移動幅を割り出す。「slider」は常に見えているものなので、「表示範囲」(ステージサイズ)内で移動可能とする。同じく配置する「bar」が移動範囲をも示している。
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「slider」の動き
 上記2つから図のような関係性が分かると思う。「contents」と「slider」が移動できる範囲と位置は、各シンボルの比率で割り出されてくる。

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「contents」と「slider」の関係

 これらをもとに次回はパーツを作成していく。。
VOL.55 [ SLIDE&BOUND : スライドしながら跳ね返る(1) ] 終わり