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Q6.クリエイティブをするにあたって「これは絶対」というようなルールはありますか。
仕事なので予算がまちまちになるのは当然のことですが、それによって自分の制作するもののクオリティを変えることはしないですね。とはいえ予算の多いときとそうでないときとで同じものを作るわけにもいかないので、そういう場合は質ではなく量を減らしたりして対応しています。クリエイティブの部分としては、自分の中でWEBはコミュニケーションをはかるツールとなっているので、ユーザーが見たときに思わず押したくなってしまうようなボタンとか、使っていて楽しいインターフェースになるように心がけています。

Q7.Flashを得意分野としていますが、現在他に注目している技術はどんなものがありますか。
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他の技術というよりは、Flashとの融合という感じですが、最近PHP(プログラム)をつかってフルフラッシュのサイトを仕事で作ったのですが、データベースとの連動などもできるようになり、できることの可能性が広がった感じがしたので、そういったことをもっとやっていきたいですね。後はFlashがMXになってから以前はできなかったjpegの使用も可能になったので他のソフトやプログラムなどとのコラボレーションの仕方も広がり、今はその辺りに注目しています。
Q9.現在WEBデザイナーは数多く存在しますが、これから目指す人やプロになりたい人にはどんなアドバイスがありますか。
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まず大前提として現在の技術でどういったものが出来るのかなどの基礎的な知識は必要ですね。どういう仕組みでいま見ているグラフィックが画面に映し出されているのかなどのベーシックなことも含めて、技術の進歩でできることの幅がどんどん広がっているので、そういう勉強は必要です。デザインとしては自分のエゴの出しすぎは良くないけれど、まったく自分の色を持たないとプロとは言えないので、自分の色を持った上で、まわりを説得できるくらいの知識と自信が必要になってくると思います。
Q10.今後は今までの流れも含め、短期的にと中長期的にどういった方向に進んでいきたいですか。
短期的には、今年は視野を広げるためにもTシャツやアクセサリーなどリアルなものとのコラボレーションがしたいですね。仕事に直結しなくてもそういったことが出来る環境づくりなども行っていきたいです。長期的には、何年後になってもその時自分が楽しいと思うものを追求していたいですね。それはWEBかも知れないし違うものかも知れないけれど、何らかの形でクリエイティブなことはやっていきたいです。

藤牧 篤(ふじまきあつし)

Web制作会社にてデザイナーとして経験を積む。
2001年、フリーで活動を開始し、現在NON-GRIDにてアートディレクションから制作までをこなす。
ArtArcで「Flash術」を好評連載中。


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