Q6.今度出る映像ミックスソフト「FUSE」の生い立ちを教えてください。 |
元々98年位にVJ用のソフトでかっこいいのが欲しいなっていうのがあって、ちょうどそのころ音と映像をシンクロさせるソフトを作っているプログラマーさんに出会って、まずそこから始まりましたね。その頃はVJという単語が出始めたばかりの頃で、仲間同士が集まってFUSEというイベントをやったんだけど、そのあたりから皆でもみながら作っていった感じです。それからもう5,6年経っているので需要も少しずつ変わってきているし、PCの性能も上がっているのでそれらに対応した形でフルモデルチェンジのバージョンアップになるのかな。春位には出したいですね。
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Q7.そのソフトの特徴はどんなところですか。 |
まず2つのパーツに分かれているんだけど一つは今までのVJソフトでは厳しかったフルスケール映像の扱いが可能になっていて、これなら最近出てきたプロのVJでも使えるし、VJではない業務用映像制作の人達でも使えます。もう一つは従来のVJソフトと同じ扱いにはなるんだけど、ただ映像を流すというよりはライブ感をもったエフェクト加工やリズムを重視したミックスができるということに重きをおいて作っています。バンドルするサンプル映像なんかはここのArtArcのようなサイトでダウンロードできるようにしたいです。ここでやりますかね。
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Q8.尊敬するクリエーターにはどんな人がいますか。 |
尊敬という感じではないけれど、昔初めてtomatoを見たときは衝撃を受けたかな。彼らが自分のイベントに実際に来てくれた時は嬉しかったですね。そこからはたくさんあって例えばATTIKのようエッジのきいたデザイン集団もいいなと思うし、最近では3deluxe辺りがイベントのデコレーションなんかも含めてカッコイイな、というかやられた、という感じですね。
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Q9.これからクリエーターを目指す人やプロになりたい人にはどんなアドバイスがありますか。 |
とにかく遊ぶことですね。いろんなものを吸収して自分の感性を豊かにすることが一番大事だと思います。そんな中でオリジナリティもきちんと育てて欲しいけど、もし誰かのテイストなんかをコピーするのならそれはそれでまた突き詰めて欲しいですね。結局みんな誰かのコピーやリミックスではある訳だからその辺は突き詰めさえすればいいんじゃないでしょうか。そしてそこから本当にプロになりたいんだったら、自身も含めて表現力を身につけないとダメですね。作品の見せ方やプレゼンの仕方などもどう見せるべきかを知ることはプロとしてやっていく上で必須条項です。
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Q10.今後は今までの流れも含め、短期的にと中長期的にどういった方向に進んでいきたいですか。 |
短期的には今やっている次世代カーのパネルなんかの完成とソフトFUSEを絡めたイベントをやりたいですね。後はインテリアを総合で展示できるようなギャラリー形式のイベントとか。長期的には映像と家具のようなプロダクトの融合をできるトータルのデザイナーになりたいですね。あとは昔からの夢だったゲームのデザインなんかもやってみたいです。いろいろあります。
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FUSE参加アーティスト
<前回>
NINJA TUNE / X-RAY / Ken*ichi Yonezawa / DEVICEGIRLS
/ XENOVOLT / BOOTRAY /
MOOK1 / TERRO PROJECT / NIGHTEQ
<今回参加予定のVJ>
SAMURAI / XENOVOLT / NUKE / CHOROMA / AUTONOGRAPH
/ SYS / MOOK1 /
SOLU-MEDIAGE / 710.beppo / EYE / NIGHTEQ
kikawa
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森 俊光
京都芸術大学からシャープのプロダクトデザインを経て現在総合デザインユニット「SYSTEM」主宰。
次世代ナビゲーションのデザインや新しいVJソフト「FUSE」の開発など未来に向けたデザインと開発に注力中。
Metamorphoseの映像ディレクションを担当。
MetamorphoseとFUSEに参加するアーティスト(VJ,デコレーション、イベントスタッフ)を広く募集!
FUSEの発売記念イベントと生活空間をトータルで提案するイベントを年内開催予定。
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