■必要なもの
まずは何を用意したらいいのかチェックします。
▼PC
Webを創るならWinでもMacでもOK。マシンスペックもそんなに高いものは必要ありません。
▼アプリケーション
マシンよりむしろこっちの方が重要です。大きく分けて、グラフィックスを作るもの、Webページデータ(htmlファイルという)を作るもの、ファイルを転送するものの3種類が必要になります。かなり分業制なのです。
・グラフィックスアプリケーション
画像を作り、Web用のフォーマットに変換するのが目的です。
Adobe Photoshop(→イメージ01)、Illustratorが大御所ですが、かなーり高価。廉価なPhotoshop
Elementsあたりから入って、あとからバージョンアップする方法で。カ○ーラ乗っていつかはクラ○ン、みたいな感じで。
その他、Macromedia FireworksなどWebに特化したアプリケーションもあります(Webしかやらないならこっちの方が使いやすかも)。
・Webページ制作アプリケーション
今見ているWebページは「html」という"言語"で書かれています(試しにブラウザのメニューから「ソースを表示」を選ぶと謎のテキストが見えるはずです)。一見難しそうですが人間が読んでも理解できるし、慣れてきたらhtmlで操作することもあります。とりあえず最初のうちは、専用のアプリケーションに頼っていいでしょう。プロを目指すならいつかはhtmlと向き合う必要がありますが、初めのうちはそんなに知らなくても平気(っていうかhtml知らない「プロ」も多いですし。へへへ)。
製品はMacromedia Dreamweaver(→イメージ02)とAdobe GoLiveがメジャー。WindowsにはFront
Pageやホームページビルダーといった製品もあります。値段の違いは「高い=プロ用=機能が多い」なので、まずは安い製品から入って、機能に満足できなくなったら高い商品へ移行してください。カロー○乗って……ってもういいですね。グラフィックにしろhtml作成にしろ、アプリ間の乗り換えって比較的しやすいですからね。
なお、メーカーによってはグラフィックスアプリケーションとWebページ制作アプリケーションをセットにしたものや、学生向けのアカデミックパックを用意していますんで、賢く買いましょう。
・ファイル転送アプリケーション
自分のマシンで作ったWebサイトは、そのままでは誰も見られません。インターネットに接続された「サーバー」という「公開する場所」にファイルを転送(FTPという)してはじめて世界中からアクセスできるようになるのです。
ファイル転送アプリケーションというものは、もともとhtmlファイルを手入力で作って、手動で転送するときに必要だったもの。今ではWeb制作アプリケーションにこの機能が内蔵されているので、別途用意する必要はありません。
ただ、プログラムなど少し込み入ったことをやりたくなったら必要になるかも(→イメージ03、04)。
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