vjの映像
映画やプロモーションビデオ、番組のオープニングなど、日常目にするプロの映像。そんな目を見張る映像を自分でも作ってみたいな、と思ったら早速家のPCでやってみよう。
そこで作った映像は、インターネット、クラブ、巨大街頭ビジョン、家のビデオなど流すメディアに欠くことはなく、未来は広がるばかりだろう。そしてたまにはネタにつまって、行き詰まったりもするだろう。そんな時には散歩に行くか、ここを読もう。
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CycloneやVision Questといった巨大クラブイベントやCartier, NIKE, SonyなどのショウでもプレイするプロのVJ。
Chilled LoungeといったコアなパーティではDrum'n'BassのDJも努める。


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 -- まえがき --
先日とある有名DJのニューアルバムリリース記念イベントでVJをやった時のこと。イベントが終わった後で、そのDJの所で皆口々に「今日の映像は良かったよ!」と言いまくったら、彼がキレて「これは俺のイベントだから!次回はVJナシ!」となり急遽VJがお休みになった。自分的には誉められたし、ちょっと忙しすぎたので、パーティが一つキャンセルになったのは内心少し嬉しかったのだが、やはりちょっと複雑だ。良いVJというのはよいDJありきなので、もうちょっときちんとコラボしたいな、というのも正直な気持ちだし、前に出ちゃったものは、それはそれでいいじゃん、というのもある。でもそれをやりたかったら自分でイベントをやってVJをメインにした上で彼を呼ぶという形じゃないと無理なのかな。試行錯誤の毎日。
After Effects 応用機能(4)時間置き換え
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※画像をクリックすると、ムービーが再生されます。
基礎が終わった。この時点でキーフレームの概念など、ある程度のことは分かっている、という前提で連載を進めていくので「え?」という個所がある人はバックナンバーをチェックするか個別にメールを送ろう。出来る限りのスピードでもれなく返事を返します。ということで今週からはガンガンネタを作って・・といきたい所なのだが、まだAfter Effectsを使うにあたって知っておいた方が良い機能はいくつもある。ただそれらを全てやる訳にもいかないので、何回かに渡ってそれらの応用機能を幾つか紹介していきたい。
1. 白黒・グレー地の制作
今回は、画面のエリアによって、再生される映像に時間軸のずれが生じているものを作ってみる。意味がよくわからない人はサンプルの画像をクリックして完成品を見てみよう。それを作るのに、ここではエフェクトの「時間置き換え」を使用するのだが、これはかぶせた映像で色の黒い個所ほど時間が遅れる、というもの。それをわかり易くするために、はじめに新規平面とマスクで白、グレー、そして黒いエリアが動くものを作ってみる。
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これのやり方が分からない人は先週のバックナンバーをチェック
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