vjの映像
映画やプロモーションビデオ、番組のオープニングなど、日常目にするプロの映像。そんな目を見張る映像を自分でも作ってみたいな、と思ったら早速家のPCでやってみよう。
そこで作った映像は、インターネット、クラブ、巨大街頭ビジョン、家のビデオなど流すメディアに欠くことはなく、未来は広がるばかりだろう。そしてたまにはネタにつまって、行き詰まったりもするだろう。そんな時には散歩に行くか、ここを読もう。
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CycloneやVision Questといった巨大クラブイベントやCartier, NIKE, SonyなどのショウでもプレイするプロのVJ。Chilled LoungeといったコアなパーティではDrum'n'BassのDJも努める。
著書「Make It Move!」

WEBSITE >> www.mook1.com
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■ミックスする為の素材 その4 タイポグラフィー

■DVDから その1水球

 -- まえがき --
VJとして一つ個人的な夢がある。それが何かは活字にするのもおこがましいので書かないが、そこにたどり着くにはどうしたら良いかを考えながら日々を過ごしている。
そこで強く感じたのは自分なりの努力はしてもそこにいけるかどうかは神のみぞ知る、というか個人は激流の中の葉っぱみたいなものなので、どこにどう流されていってどうなるかなどというのは河に身を任せるしかないということ。ただここ、というところに偶然流されたときに自分として用意が出来ているかどうかだけだろう。
VJ自体も趣味で始めたものが勝手にシーンが盛り上がってきていろいろと良いことや良くないことのレベルが深くなってきただけで、自分自身はずっと同じことをやっている。そう考えるとやっぱり自分が納得していることだけをきっちりやっていくのがベストなのだろう。そのうち誰にも相手にされなくなっても自分が楽しければそれでアリだろうしね。日々精進。
■ DVDから その2
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※画像をクリックすると、ムービーが再生されます。

以前デザインプレックスという雑誌で連載していた。その時の原稿をまとめた本「Make It Move!」が出た話は毎回ちょっとずつしているが、2月に青山ブックセンターのPCブックランキングで初登場6位になったので、「ワオ、次はどーなるの?」と思っていたら次は圏外になった。瞬間風速だったのか、と思っていた矢先、4月にまた3位に返り咲いた。

そして今度早ければ7月下旬にはそれのDVD版が出る。これは本付録のCDに付いている素材のフルサイズバージョンと新しい作品2つが入ったDVDブック形式のもの。このDVDブックと言う形式がぱっと見ると普通の本のようで、事実初めに本の部分があるのだが、最期にDVDがついているという、多分これからのDVDのスタンダードになると思うので、興味のある人はお近くの書店かCD屋さんで。

遠くアメリカではとうとうDVDレンタルがビデオレンタルの数を抜いたそうな。今回4週に渡ってそのDVDに入れた作品から部分を抜粋してメーキングをやっていこう。今回はその第2弾。

水滴とビート

1.映像マーク

ここでは映像の加工ではなく、音と映像をどう合わせるかをやってみよう。音のハンドリングはAfter EffectsよりはPremierの方がやりやすいのでそれを使う。初めに撮影した水滴が落ちる映像を用意する。それがなければ何か音と合わせたい部分のあるものを用意すればいいだろう。それをプレミアのタイムライン上に並べたら、ダブルクリックで出したウィンドウの右下(図1)の部分をクリックして適当な数字でマーキングする。
capture

マーキングは一つの素材で10箇所までなので、それ以上になる場合は素材をカミソリで切る
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