2. 調整レイヤーでレンズフレア追加
次とその次で画面が速いものからゆっくりになる時に、カメラのフラッシュが焚かれたかのように見せる加工を行う。
まず、メニューのレイヤーから「新規レイヤー」で「調整レイヤー」を選択。
これはフォトショップにもあるのだが、このレイヤーにかけたエフェクトは、その階層下にあるレイヤー全てにかかる、というもの。ここでは途中からレンズフレアを使用したいのでこれを使う。メニューのエフェクトから「レンダリング」で「PS逆光」を選択する。画面がスローに切り替わる5フレーム程前から一気に光レベルを300までもっていく。そしてまた数フレーム後には光レベルを10まで落としてみよう。ぱっと光る感じになるだろう。
光がなくなる時は次の設定を使用するので、調整レイヤー自体を切ってしまおう
3. 白平面でふわっと戻る感じに
フラッシュから普通の映像に戻る時、実際は一点の光が点いて消えるのだが、人間の目が一瞬やられている状態なので、全体的に風景がぼわーっと浮かび上がってくる方が自然な絵になる(真っ暗な部屋から明るい外にドアを開けた瞬間と似た感じ)。
これは逆光レベルを上げて画面が真っ白になった瞬間に、白い平面を指し込み、それの不透明度を徐々に、2秒程度で落としていくことで感じを出してみる。
実際にこのやり方は多々あるので各自でもどれがベストかは色々と試してみても良いかもしれない。ではまた来週。
これで真っ白になる瞬間に「ボッ」というフラッシュ音をつければばっちりだ
After Effects 応用機能 (2) 映像のスピード変更その2 終わり
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