ひとくちにDTPと言っても、そのジャンルは多岐に渡り、また人それぞれ製作方法も違います。ここでは一般的によく使われているIllustrator、Photoshop、QuarkXPressの基本的な使い方から実践的な事まで幅広く紹介していきますが、これはあくまでも1つの方法として、プラスアルファーの知識として役立てていただければと思います。
福間 優子 YUKO FUKUMA
バンタンキャリアスクール グラフィックデザイナー科卒業。
青山にある某デザイン事務所に勤務し、ファッション誌・情報誌・広告など多岐に渡り担当し、退職後独立。
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自由研究を思い出して、残暑見舞いを作ってみよう(1)
小学生の時、夏休みの課題で自由研究というものがありましたよね。自分でテーマを決めて、それを模造紙にまとめて発表する、というなんとも憂鬱なもの。今回はその時の気分を思い出しつつ、Illustrator(8.01J)を使い、「1990-2001年 7月の平均気温グラフ」を作ってみましょう。これをハガキに印刷すれば、残暑見舞いの出来上がり。完全に自己満足の世界ですが、童心にかえって楽しんで作って下さい。
1. 書類の設定
「ファイル→書類設定」を選び、定型のハガキサイズ、左右148mm×天地100mm、用紙方向は横に設定する。
2.
ガイドを作成
用紙がハガキサイズになったら、用紙のセンターに左右、天地5mmづつマージンをとった長方形をつくり、「画面→ガイドを作成」でガイドを作成する。このガイドの中側が印字範囲となる。
30%縮小しています
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ガイドはレイアウトする目安になるので作っておいた方が便利。
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