DTPチップス
ひとくちにDTPと言っても、そのジャンルは多岐に渡り、また人それぞれ製作方法も違います。ここでは一般的によく使われているIllustrator、Photoshop、QuarkXPressの基本的な使い方から実践的な事まで幅広く紹介していきますが、これはあくまでも1つの方法として、プラスアルファーの知識として役立てていただければと思います。
fukuma 福間 優子   YUKO FUKUMA
バンタンキャリアスクール グラフィックデザイナー科卒業。
青山にある某デザイン事務所に勤務し、ファッション誌・情報誌・広告など多岐に渡り担当し、退職後独立。
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自由研究を思い出して、残暑見舞いを作ってみよう(2)
小学生の時、夏休みの課題で自由研究というものがありましたよね。自分でテーマを決めて、それを模造紙にまとめて発表する、というなんとも憂鬱なもの。今回はその時の気分を思い出しつつ、Illustrator(8.01J)を使い、「1990-2001年 7月の平均気温グラフ」を作ってみましょう。これをハガキに印刷すれば、残暑見舞いの出来上がり。完全に自己満足の世界ですが、童心にかえって楽しんで作って下さい。
5. グラフを作る
グラフを作る。あらかじめWEBで、7月の平均気温を過去12年間分を調べておく。(今回参考にさせてもらったデータはhttp://www.asahi-net.or.jp/~XQ7S-NKMR/kion/kion.htmでみれます)グラフツールに調べたデーターを入力すると棒グラフができあがる。
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 ←はじめに決めたグラフサイズをうちこむ
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左からグラフMAXの気温(これは全てのグラフに共通する)、
まん中が最高気温、右が最低気温の順に入力する。
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6. グラフをデザインする
できたグラフはグループ解除をしてオブジェト化する。これをもとに自分の好みのグラフに変えていく。目盛りの数字は小さすぎて印刷するとつぶれてしまうので、大きくする。通常印刷する時、7Qが一番最小とされているが、今回は可読性をそんなに求めていないので全体のバランスを考えて6Qに設定した。
最高気温、最低気温は一目で分かるようにグラフ内にいれこむ。
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