Flash術
2. ドラッグ機能を持たせる
今度は、ナビゲーションにドラッグ機能を持たせるための作業を行っていく。
新規シンボルでボタンを作成し、ナビゲーションパレットの上部におさまるように、また、操作に違和感のないような大きさで、ヒットエリアを作成する。
次に、このボタンを、先の9個のボタンを配置したムービークリップ内に配置し、図のようなオブジェクトアクションを記述する。

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ドラッグ用のボタンの配置と記述したオブジェクトアクション

3. 選択したセクションの認識
今度は、このナビゲーションに、ユーザが選択したセクションを認識できるような機能を組み込む。選択したセクションに白い四角形が表示される。
新規シンボルでムービークリップを作成し、1セクション1フレームとして、四角形を配置していく。1フレーム目は、どこにも印がない状態のフレームとして、2フレーム目以降を各セクションに割り当てる。
そして、全フレームに、図のように「stop();」アクションを記述する。また、各セクションを認識出来るように、フレームラベルを図のように設定して行く。

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フレームアクションとフレームラベル

終わったら、ボタンなどを配置してきたムービークリップに戻り、上記のムービークリップを配置する。そして、インスタンス名を「marker」と設定する。
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選択したセクションを表すムービークリップとそのインスタンス名
これで必要なパーツが完成した。
次回は、コアとなるアクションを組み込んで最後の作業を進めよう。
VOL.33 [ Zoom Up : ズーム3 (3) ] 終わり