Flash術
2. ムービーの作成
今度は、先で書き出したシーケンスを読み込む。書き出したシーケンスには番号が振られていると思う。そのなかの一番最初のコマに当たる「〜0001.jpg」の画像を選択しよう。すると、以降のファイルはFlashが自動的に読み込みを行ってくれる。同時にタイムライン上への配置も行われる。
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シーケンスを読み込んだ
終わったら、swfへの書き出しをして完成だ。

と、ここまでがFlash 5に対応した制作方法だ

Flash MXからは、クイックタイム形式のムービーを埋め込むことが可能になった。よって、上記の手順でいうと、シーケンス書き出しの必要がなくなってくる。映像の読み込み時に、読み込みオプションの「Macromedia Flashドキュメントにビデオを埋め込む」をチェックして、そのままswfへの書き出すことができる。 非常に手軽になった。

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読み込み時の設定
例えば、何十種類もの映像を見せるコンテンツがあったとする。どこかのタイミングで変更や修正が必要になった場合、より簡単に出来るように共通で使用するもの、ローディングや再生停止ボタンなどは、ベースとなるswfに収めるようなかたちをとっている。だから、素材となるムービー側は、必要な画像だけが並んだ、シンプルなタイムラインにすることができた。

また、読み込みを行いながら再生していくストリーミング方式なので、何らかのトラブルでロードに再生が追いついてしまう場合が出てくるかもしれない。これは実際にサーバへアップロードして、出来る限りの環境で確認してみよう。必要に応じて簡単なローディングー例えば全体の1/3の読み込みが完了したら再生するなどーを入れることも頭に入れておこう。
次回はコントローラに機能を増やしてみる。
VOL.42 [ Movie Player : ムービープレーヤー(4) ] 終わり