■VOL.70 [ MOTION ARCHITECTURE : 自由に並べたムービーをプレイする(5)]
今回は、前回制作した7、8、9のムービーの仕上げと10のムービーを制作し、リンケージ設定を行う。
仕上げは、前々回の円模様のムービーを制作した時と同じだ。 新規シンボルでムービークリップを作り、マスク、背景を配置、前回制作したムービークリップを任意の場所に配置し、フレームアクションを設定する。
▲ムービー8用のムービークリップを複製
▲ムービー9用のムービークリップを複製
次に複製したムービークリップを編集していく。 ムービー8は縦のラインだけを複製する様に、ムービー9は縦横にラインを複製する様にアクションを設定する。
ムービー8用のムービークリップの5フレーム目、25フレーム目のフレームアクションを調節する。ここでは複製させるインスタンス「bar」を0°、180°に指定している。
▲ムービー8用のムービークリップに設定したフレームアクション
ムービー9用のムービークリップの5フレーム目、25フレーム目のフレームアクションを調節する。ここでは複製させるインスタンス「bar」を0°、90°、180°270°に指定している。
▲ムービー9用のムービークリップに設定したフレームアクション
あとはムービー7と同様に新規シンボルでムービークリップを制作し、配置して、最終フレームにムービー7と同様のフレームアクションを設定すれば完成だ。
▲もととなる四角形を描画
次に、新規シンボルでムービークリップを作成し、先ほど用意したムービークリップを配置する。インスタンス名は「block」、再生される際右方向から飛び出させたいので、この位置に配置した。
▲配置したインスタンス「block」
前回と同様にマスク、背景を配置し、アクションを設定していく。1フレーム目に複製する回数の設定をする。ここで設定した複製回数に達するまで、繰り返し処理をする。
▲1フレーム目のフレームアクション
次に、先ほど配置したムービークリップにオブジェクトアクションを設定する。 ランダムにx座標、xスケール、アルファの数値を受け、動く設定だ。
▲インスタンス「block」のオブジェクトアクション
最後に上記のムービー7、8、9と同様、フレームアクションを設定すれば完成だ。
▲最終フレームに設定したアクション
▲各ムービーのリンケージ設定
次回は、タイムラインとなるドロップエリアとドラックの出来るサムネール制作をする。