6)書き出し
完成した映像作品は、他のメディアにコピーします。
デジタルビデオカメラを使っている場合は、動画編集アプリケーションの書き出し機能で、miniDVビデオテープにそのまま書き戻しができます。そこからVHSにコピーしたりTVに写したりできます(→イメージ07)。
CD-RやDVD-Rに焼くときは、それぞれに適したフォーマットでレンダリングしておく必要があります。特にDVD
Videoに焼くときは、MPEG2という形式にする必要があります。
インターネットに公開するときは、さらにデータ量を軽くするために別のフォーマットに変換します。動画編集アプリケーションから直接書き出せる場合もありますので、使用するアプリケーションのマニュアルを参照してください。
7)データ保存
書き戻しが終わったら、いったん素材データと編集データ(動画編集アプリケーションのファイル)を一つのフォルダにまとめて保存しておきます。もう修正しない、となったら、完成した動画データだけを残して削除してもかまいません。
以上がPCでの動画編集の流れです。
紙やWebのグラフィックス制作とは異なり、時間軸があって重いデータを大量に扱う動画編集は、時間もマシンへの負荷もかかります。それだけにできあがったときの感動はひとしお。最初は15秒程度の短い作品を作り上げるところから始めて、徐々に長編作品へトライするのが投げ出さないコツだと思います。
最近は動画のコンテストも増えているので、才能をアピールするチャンスも多いです。PCでの動画編集からスタートした映画監督やディレクターが生まれる日も近いでしょう。健闘を祈ります!
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