映画やプロモーションビデオ、番組のオープニングなど、日常目にするプロの映像。そんな目を見張る映像を自分でも作ってみたいな、と思ったら早速家のPCでやってみよう。
そこで作った映像は、インターネット、クラブ、巨大街頭ビジョン、家のビデオなど流すメディアに欠くことはなく、未来は広がるばかりだろう。そしてたまにはネタにつまって、行き詰まったりもするだろう。そんな時には散歩に行くか、ここを読もう。 |
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MOOK1
CycloneやVision
Questといった巨大クラブイベントやCartier, NIKE,
SonyなどのショウでもプレイするプロのVJ。
Chilled LoungeといったコアなパーティではDrum'n'BassのDJも努める。
WEBSITE >> www.mook1.com |
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-- まえがき --
先日自分のバンドでライブをやった。
自分ではないのだがVJもステージにいて映像はスクリーンではなくバンドに映していて、何が流れているのかはよくわからない感じになっているが、音と映像が重なり一つの理想系ではあるのでこれをある程度追求していきたいなと思っている。が、まだ始動したばかりなのでどうしようもない感じだ。ただそのうちマシになるだろうと信じてやっているので、本当にそのうちマシになったらここででも事前告知をするので興味のある人はその時是非。
質問などはrensai@artarc.netかwww.mook1.comにね。 |
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※画像をクリックすると、ムービーが再生されます。
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先週で応用も終わった。これで全ての機能をマスターした訳ではないし、まだまだ色々と便利な機能は存在するが、とりあえず通り一辺倒のことはやったので、バックナンバーをチェックしてマスターするまで反復して練習すれば、このソフトはある程度は使えるようになるだろう。これ以降はそれらの機能は理解しているものとして説明していくので分からない人はバックナンバーチェックで、それでもダメならメールで質問。改めてサイト上で機能説明を展開するだろう。今回は先日東京国際映画祭の提携イベントとして行った東京フィルムメーカーズコンベンションのオープニングロゴの制作を4週に渡って説明しよう。今回は新たにAfter
Effectsの3D機能を使用している。 |
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1. 決めパターンの設定 |
今週は先週の続きで、文字がカメラの後ろからバンバンランダムに飛んできて、しばらく浮遊した後最終的にロゴに落ち着く映像を作ってみる。最終的に何かに落ち着くことが決まっている映像を作る時は、基本的にまず初めに時間軸を最後に持ってきて、落ち着いた状態で位置のキーフレームを打ってしまおう。そうすることで、途中何が起こってもとりあえず最後はきちんと綺麗なロゴにすることが容易になる。 |
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一つ一つのアルファベットはバラバラのレイヤーだが、この形で一旦キーフレームを打つ |
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2. 始まりの設定 |
次に時間軸の一番初めにきて、文字一つ一つのレイヤーをカメラの後ろに持ってくる。何かの値にキーフレームを打った後で時間軸を移動してその値、ここでは位置、を動かすと自動的にそこに新たなキーフレームを打つことになる。ここでは現在、位置の最初と最後にキーフレームが打ってあるはずだ。 |
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はじめと最後にキーフレームがあるのが分かる。
3Dの空間を上から見るとこうなる。矢印がついているのがレイヤーだ。 |
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