3. テキストのサイズと透明度を変える
ここではエフェクトのテキストを使用しているので、エフェクト制御でサイズなども変えられるのだが、外部ソフトから読み込んだことも考えて、一般的な方法でサイズ変更を行ってみる。タイムレイアウトでレイヤーネーム横の△を開けて、更にトランスフォームの△を開けると位置やサイズ、透明度などの設定ができる。ここでまた項目左のストップウォッチをクリックして、キーフレームを打ってみる。時間0でスケール200%、透明度0%にして、現在の時間マーカーを2秒に移動すると共にスケール0%透明度80%にしてみよう。(図3)
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図3
】 キーフレームは青いポッチのついているバー、現在の時間マーカーのある地点で打たれる
大きい文字から小さい文字へ。これで遠くに離れていく錯覚がおこる
4. 重ねる
モーションタイポグラフィーは文字を読ませるという意味合いの他に、絵として見せるという使命も持っているので、それなりに綺麗でなければならない。見た目や動きを優先しすぎて、肝心の文字が読めなくなるといったケースも多々あるが、今回はそんな危険もふまえつつ今作った映像を重ねてみよう。タイムレイアウト上にあるレイヤーをコピーしてペーストする。これをなんども繰り返して少し配置をずらしてみると、(図4)あら不思議、映画のマトリックスであった武器庫の様なタイポの完成。(図5)これをどう映像にするかはまた次回。
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図4
】 図の様に少しずつずらしてみる
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図5
】 現れては消えるタイポの完成
After Effects 基本機能(2) 終わり
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