映画やプロモーションビデオ、番組のオープニングなど、日常目にするプロの映像。そんな目を見張る映像を自分でも作ってみたいな、と思ったら早速家のPCでやってみよう。
そこで作った映像は、インターネット、クラブ、巨大街頭ビジョン、家のビデオなど流すメディアに欠くことはなく、未来は広がるばかりだろう。そしてたまにはネタにつまって、行き詰まったりもするだろう。そんな時には散歩に行くか、ここを読もう。 |
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MOOK1
CycloneやVision
Questといった巨大クラブイベントやCartier, NIKE,
SonyなどのショウでもプレイするプロのVJ。Chilled
LoungeといったコアなパーティではDrum'n'BassのDJも努める。
著書「Make
It Move!」
WEBSITE >> www.mook1.com
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-- まえがき --
子供の頃「おかあさんと一緒」という番組があった。タイトルは定かではないし実際その番組だったかも確かではないのだが、たまに、大好きな日課だったその番組が「コッカイチュウケイ」という老人がたくさん出演するなぞの番組につぶされて憤りを感じでいたのをよく憶えている。その頃はその番組の存在意義がわからなかったが、いつの日か大人になれば分かるんだろうなと漠然と感じていた。そして大人になった今、あの番組はやはりさっぱりわからない。ある意味、分かるとだんだん腹が立ってくるので、見ないふりをしているのかも知れない。国会中継を一喜一憂しながら国民が見られるようなエキサイティングな国になってくれればいろいろともっと楽しくなるのにね。 |
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※画像をクリックすると、ムービーが再生されます。
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最近映像を作るのが手軽で簡単になった。これは毎週先に書いてある通りだが、そうなると今度はその映像を発表する場所が欲しくなるのが人情というもの。この場合映像なので場所といよりはメディアになるのだが、現状考えられるものを列挙すると、これも先の通りTV、街頭ビジョン、WEB、映画館、個展、クラブでVJ、自宅で家族や友達に、というのが大体おおまかなところだろう。
TVは地上波とは別にスカパーのようなCS、デジタル放送のBS、そしてローカル局などいろいろあるが、やはりまだ敷居が高い感は否めない。他のものも含め、やはりクラブでVJというのが映像を作り始めたばかりの人でも、比較的入りやすいメディアになるのではないだろうか。
その流れで勢いクラブは自作映像の発表の場になってしまいがちだが、それはDJがアルバムを1枚そのまま流すのと同じで、あまりに乱暴な行為となってしまう。VJはその点でも他の映像メディアと一線を画している分野であり、熟考して練り上げたものを流すのではなく、その場の即興やリミックスが大事になってくる。そうして見ると本来であれば映像を作った時とそれをVJとして流す時は自分自身をまったく別の人格として考える位が妥当であり、素材もただ鑑賞するためではなく、逆にプレイすることを前提とした造りにするべきであろう。
今回はそれ単体ではシンプルで平坦だが、ミックスした時に威力を発揮するミックスしやすい映像素材を4週にわたってやってみよう。今週はその2週目だ。 |
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1.画像の修正 |
ここでは1枚の画像を使って現場で映えるものを作ってみる。写真というのは、空撮のように引き(遠くから)で撮ったものであれば、それを動画に見せることは比較的たやすい。全てのものが遠いと動画であっても何が動いているのかが分かりづらいからだ。しかしここにあるのはDJのアップの画像でどこからどう見ても静止画なので、これ自体を動かしてみよう。まずはコントラストを強めにかけて色の明暗をはっきりさせる。 |
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これが
これで
こうなる |
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