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※画像をクリックすると、ムービーが再生されます。
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先日ヨーロッパの某宝飾品メーカーが銀座に新たにお店をだした。その記念イベントパーティでVJの依頼をうけたのだが、これがすごかった。イベント自体はほんの数時間なのに、数百人入れるテントを幾つか建てて、それぞれがディナー棟やラウンジ棟、そしてエンターテイメント棟などに分かれていた。
ディナー棟はヨーロッパの城にある食堂のようだったし、ラウンジは高級家具屋のショールームで、エンターテイメント棟はシルクドソレイユの舞台のようだった。中から見るとそれがテントということを忘れそうな豪華さであった。
そんな環境でのVJだったのだが、タイミングよく新しいソフトとハードを入手していたのでそれらを使ってみた。結果的にとても上手くいったのだが、そのハードとソフトについてはまた9月位に改めてレポートするとして、今回はそこで流した映像を、画像を差し替えて作ってみよう。3週に渡って一つ作り、次に1週でもう一つ。今回は一つ目のラスト。
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3D
1.背景
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先週と先々週の続き。今週はいよいよ仕上げだ。
まず雲がかった感じの背景をつくる。新規平面を用意してエフェクトの「フラクタルノイズ」をかける。バージョンの問題でこれが入っていない人はPhotoshopで作った雲の画像を動かしても良いし、なんらかの形でそれらしいものを作ってみよう。
このレイヤーの3Dスイッチは、背景なだけにオンにすると膨大なサイズが必要になるのでオフにしたままにする。 |
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キーフレームを打つところは
エフェクトウィンドウの色が反転しているので参考に
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2.色の調整
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次に全体の色の調整を行う。
画像のコントラストなどを少し強めにしたいのだが、レイヤーの数がものすごく多いので、新規に調整レイヤーを配置してそれにエフェクトをかけるとよいだろう。輝度を落としてコントラストを強くすると全体的に引き締まるのが分かる。 |
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プリコンポーズしてエフェクトをかけるやり方もあるが、
こちらの方がレンダリングが早い
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