ソフトやOSのバージョンアップがしばしば「必要もないのにソフト会社が売上を上げるためだけに強引にやっているんじゃないの?」という印象を受ける中、After
Effectsは数少ない、バージョンアップするたびにきちんと便利になっていくソフトの一つである。
今はバージョンが6だが、自分が使い始めた3の頃はベースでは素材を動かすことができるだけであり、やはり豊富なプラグインが良い、というかそれらがあって初めて成り立つようなソフトであった。
プラグインの充実は今も変わらないのだが、今ではソフト単体でも3D機能の充実やそれを使った3Dソフトの融合、SWF書き出しでのWEBへ対応するなどの大きな部分や、ウィグラー機能で素材を細かく揺らしたりシーケンスレイヤーでは短い素材を自動で時間軸に順番に並べたりできるようになったりした。
このようにそれまで実際に段階を踏んだり、裏技を使ってやっていたことがクリック一つでできるようになったりという細かい部分も併せてかなり使えるソフトへと進化しつづけている。
今回はバージョン6から追加された機能のうちの一つで以前から強く熱望されていた、マスクや3D機能をオンにしても、イラストレータのデータがアンチエイリアスをかけたままでいるという機能をつかっていくつか作ってみる。今回はその1回目。
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今回のサンプルムービー
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