DTPチップス
2. ハガキサイズの書類設定をおこなう
A4用紙サイズにハガキの定型サイズ(左右148mm×天地100mm)の長方形を作成し、トンボをつける。
ハガキサイズの長方形ができたら、用紙のセンターに左右、天地5mmづつマージンをとった長方形をつくり、「画面→ガイドを作成」でガイドを作成する。
このガイドの中側が印字範囲となる。
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ガイドはあくまでも目安。これにとらわれる必要はないが、「印刷されなかった」
などのミスをふせぐ意味でも一応あった方が安心できる。
3. 文字を配置する
「あけましておめでとうございます」という文字はひらがなにすると5W、3Lでおさまるので、均等に美しく見えるように文字間隔を調整する。書体は好みのものを選んでいただければ良いが、和風のデザインに明朝の書体をもってくると、はまりすぎてしまい少々古臭くもみえるので、今回は細めのゴシック体を使う。
また欧文をポイントで入れる事でいくらか軽くなる。その下には自分の住所などをQ数を落として、配置する。
cap03
文字の頭はきっちりと揃え、全体が箱組に見えるように、文字間や行間を
調整していく。この文字組みは今回の「きも」にもなるので実際に
プリントアウトして原寸で何度も確認した方が良い。
4. パターンの入る位置を大まかに決める
文字の位置が決まったら、ハガキ左上部分にパターン、左下部分に色帯びが入るように、全体のバランスを見ながら位置を決めていく。これはあとで微調整できるので大まかに頭にイメージができる程度で良い。
cap04
位置が決まらない時は、文字だけ配置したものをプリントアウトして、
手作業で色鉛筆などをつかって塗ってみると良い。
画面上であれこれと悩んでいるより、案外手でやってしまった方が
バランスがつかめて、早くできたりするものだ。
これでレイアウトはほぼできたも同然。
次回はこの下地をPhotshopで加工していきます。