ひとくちにDTPと言っても、そのジャンルは多岐に渡り、また人それぞれ製作方法も違います。ここでは一般的によく使われているIllustrator、Photoshop、QuarkXPressの基本的な使い方から実践的な事まで幅広く紹介していきますが、これはあくまでも1つの方法として、プラスアルファーの知識として役立てていただければと思います。 |
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福間 優子
YUKO FUKUMA
バンタンキャリアスクール
グラフィックデザイナー科卒業。
青山にある某デザイン事務所に勤務し、ファッション誌・情報誌・広告など多岐に渡り担当し、退職後独立。
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画面をクリックすると拡大できます |
1年は本当に早いもので、もう12月。そろそろ年賀状をつくり始める時期ですね。
毎年毎年、正直面倒ですがなぜかやってしまう、習慣とは恐いものです。
今回は干支ではなく幅広く使えそうな年賀状をつくっていきたいと思います。年賀状以外にもテキストの内容をかえれば、下地はいろいろな用途で使えると思いますので、是非ためしてみてください。
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1. 下地の加工をする |
前回に続き、Photoshopで下地の加工を行う。(その3)で上部分のグラデーションを行った要領で、下の帯び部分にもグラデーションをつける。
まず新たにレイヤーを追加して、このレイヤーに帯びの色を塗りつぶしツールを使い、全面に塗る。次ぎにここにレイヤーマスクを追加して、グラデーションツールをつかい、斜下方向にドラッグすると帯び部分のグラデーションができる。 |
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2. パターンの色と帯びの色をなじませる |
最後にパターンの色と帯びの色をなじませるために、新たに帯びと同じ色に塗られたレイヤーを追加して、(1)同様にレイヤーマスクを使い、下から上の方向にグラデーションをかける。このレイヤーはオーバーレイにする。
こうする事によって、パターンのグラデーションに帯びの色がなじんでみえる。これで下地の加工は終了なので、画像を統合しPhotoshop形式で保存する。 |
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このようにグラデーションをかける
レイヤーの順番は一番したがパターンのレイヤー、
真ん中が今作った色をなじませるためのレイヤー、
地番上に下帯びのレイヤーにして、画像を統合させる。 |
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