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人は伝えたがる生き物だ。誰も読みたくない自伝を残したがるおじさんや近所の噂話ばかりしたがるおばさん、自転車に乗れるようになったことを報告したい子供や、思いのたけを歌い上げるアーティスト。全て相手が聞きたいだろうというよりは自分の言いたいことを発表している人達だ。
当然伝える手段も無限に存在しているが、そんな中もっともポピュラーなコミュニケーション手段として古くから使われているものが言語である。もともとは古代人やエジプトの壁画などに残されている、絵にしか見えないものが文字の始まりらしい。
それが進化したのが現代の文字であるが、日本語でも漢字などはまだ絵だったころの面影を色濃く残しており、英語では「character」などと呼ばれていて、「目」などは確かにそのものを縦にしたままの字である。むしろそのままの方が万人に伝わりやすくてよいと思うのだが、文字の殆どは現在洗練されたり細分化されたりして個別に教育を受けないとさっぱり意味の分からないものの集まりになっている。おかげで外国の言語のように自分が教育を受けていないものはまったく何が書いてあるのか想像もつかないような、たんなる意味不明の絵となってしまう。
今回はそれを逆手にとって、文字を単なる絵としてしか見えない人にも、どうしたらアピールできるかというものを一つ4回にわたってやってみる。今回はその2週目。
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1.回転する文字の落下
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今回は前回作った回転する文字を雨か雪が降るように画面上の上から下へ移動させよう。複数レイヤーをコピーして行うのだが、その際に気をつけることは、大きいサイズのものは近くにある、というイメージなので短い時間で通過させ、それに対して小さいサイズのものは遠くにあるイメージなのでゆっくり時間をかけて落とすようにする点だ。 |
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速く落ちるのはカメラの前を速く過ぎている感じを出すためである
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2.ラインアップ用の文字をつくる
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たくさん文字が落ちていく中でいくつかは最後固定表示される文章を構成する用に落ちてくる。これらは必要とされる文字になった時点で回転をやめて落ち着かなくてはならない。そのために通常の回転している文字群以外にもう1セット各文字で止まる回転文字セットも作らなくてはならない。まずは別コンポジションに回転するレイヤーを配置して目当ての文字になったところでレイヤーを終わりにしよう。 |
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基本3Dの回転が0度のところで停める。
目分量でもいいだろう
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